2010年 01月 21日
NabetsumaJunk「今年のバーゲンでは・・」の巻
お仕事が激減した昨今、購入するモノも普段使いにちかくなってきた・・それも・・さびしい。。。
2010年 01月 19日
Natural Junk「れいのナニですが・・」
2010年 01月 17日
'80年代Quest『音楽ジャンルの80年代』
Police、Sting + Phil Collins、Every Breath You Take(ポリス、見つめていたい)
*85年に行なわれたライブエイドにて。ジェネシスのフィル・コリンズとのコラボです。
YouTubeでポリスのオリジナルMV(music video)版を探したのですが、あったことはあったが埋め込み禁止だったので、当時有名だった「music video」はこちらで=
80年代は『MTV』の年代だったような気がします。夜中に眠い眼をこすりつつ見ていたような記憶があります。当時のビデオクリップ自体は、今から見るとその手法やSFXなどの画像処理はまだまだの感はありますが、それでも、音楽を映像を通して鑑賞する、という時代に入ったのだ、と感じていました。
このポリスのmusic videoは英国の音楽グループ「ゴドレイ&クレーム」によって作られた作品です。日本ではほとんど知名度のないゴドレイ&クレームですが、music videoの世界では巨匠です。ちょっと誉め過ぎかな?
2010年 01月 16日
KodomoQuest「獣の奏者は哲学入魂ファンタジー」の巻
連れ合いはそれが仕事のひとつになっているが、あたしの場合には単に好きで読んでいるわけだから楽しく書けるはずだが・・なかなか難しい。。。
『この物語は、あるひとつの国の成り立ちに昔からの言い伝え(戒律であり禁忌)が絡んで進行していく話。物語の核となってるのは1巻2巻では「同じ国の中での2つの民の対立」、それが3巻4巻では近隣の国々からの「侵略や戦争」に発展していく。そういう筋立てのなかに「闘蛇」と呼ばれる獣(トカゲorワニのイメージ近し)と「王獣」と呼ばれる獣(オオカミのような風貌のフクロウのイメージ)の2種の獣と深く関わることになるひとりの少女の成長の物語でもある』なんちゃって。ここまでのはあらすじ。
読んでいて感心したのは、物語の背景となりうる世界の様々な要素である「政治・経済・商業・教育・自然・動物、そして人間たち」がじつにていねいに設定され描かれているところ。作者の上橋菜穂子氏が文化人類学者(博士論文はアボリジニについて)だということが確かな下地としてあるのだと思う。加えて、この本の担当編集者が助産師ということも異色であり、それが物語の中での子どもとの関わりや子育ての様子にきめ細やかな表現に影響を与えているのではないか?と感じている。
「獣の奏者」の成功は、読者の対象を絞らなかったこと(子ども向けとか少年少女向けとか)だと思う。アニメのほうは(作者もあとがきで述べているとおりアルプスの少女等の名作アニメを想定したという)原作より少々子どもにも分かりやすい配慮にはなっているが、ヒロインの母親の残酷な処刑シーンなど、避けずにきちんとアニメで表現されており、その潔さ(子どもに媚びないところ)に好感がもてる。1巻2巻を憑かれたようにわずか4ヶ月で書き上げたということで、作者が思うまま書きたいように書いたのだろうし、読者のことなぞ考えることもなかったのかもしれない。まあ、児童文学者と呼ばれるひとたちはメッセージの届け先のことに配慮せずにはおられない人々ではなかったか?と思ったりもするが・・
人間というのはいつの世もどこの国であっても愚かでどうしょうもないものだな、と現実に置き換えて呆れる一方で、じたばたしつつ生きていくことをよしとしたい気持ちに最後になります。そういう物語です。
「おい、真面目すぎてオモロないぞ!」とエカキより突っ込みが入った・・ちゃんちゃん〜
2010年 01月 15日
KodomoQuest「年齢に縛りをかけない日本のファンタジー」の巻
原作本を読みたくなってまずは中古を探したが、これがほとんどない!アマゾン、Bookoff、古本市場などオンラインの古書で探しても送料を加えると近所の新刊本屋で入手するのとほとんど変わらなくなるのだった・・ヤフオクでもやはり送料を足すと「?」の世界。
じゃあ図書館は?と気づき電話したら、京都市内だけでも予約待ち人数が200人を超えてるんですと!うっはーー
ということで、1、2巻は文庫本の新刊で。面白かったので・・
『神話好き&SF好き&ミステリ好き&動物好き&昆虫好き』← 4つのうち、2つの項目で当てはまる方には特におすすめですぞ=(風の谷のナウシカ好きの方々にも)
で、あちこち電話しまくるわ(Bookoff&古本市場の各店舗)、わざわざ本を購入に出かけるわのnabetsumaをみて、エカキが放った言葉・・「獣の奏者に操られておるな」〜
*どこにその魅力があるかはまた明日=