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ヤフオク「ネメシス(復讐の女神/不当なことに対する憤り:義憤)」

2005年1月30日(日)/日録 by ナベ憑き

 お正月も過ぎ、いつものごとくヤフオクのチェックに余念のないナベツマは、ある出品ナベの「本体と蓋の隙間」にハタと気づいた。ヴィンテージ鍋は、年代を経て蓋がたわんでいることが少なくない。「こちらの鍋はもしかして蓋と本体の間に隙間があるのでは?」と確認の質問をしたところ、「そんなささいなことが気にかかるのなら、お取り引きはこちらからお断りします」と返事をもらった。「あに! 失礼なやつだわね!」。
 腹立ちまぎれに、同じ出品者の別の鍋に入札したろ、と思い立ち(なんでぇ?)、キーをたたいていたら、なんと「あなたはこの出品者のオークションから排除されました!」と表示された。「おおおおっ、なんなんだ、こいつは!!許せん!!」と、怒りで頭がパチパチとショートした。ふん、そうはいくか。やるっちゅうんなら、やったろうじゃないか、宣戦布告じゃあああ!! 
 我を忘れ、怒りに狂ったナベツマは、オークション用の別IDを取得し(面倒、しかも有料)、速攻で入札に臨んだ。
「ほれ見なさい、そう簡単に排除できるもんですか! おほほほほ」
 どうでもいいけど、まさか自分にこんな面があるなんて、今日の今まで知らんかったわ・・。不思議とその後、急激に怒りは冷め、鍋に対する興味も失せてしまった。

 さて、上記のような「ささいな」(?)ことを、ヤフオクで、商品説明にきちんと書いていないとどうなるか。それはそれは大変なことに・・。最近も、ある出品者が、たったひとつの落札物をめぐってトラブったことで嫌気がさして、長年良い評価を重ねて作ってきた自分の「出品者ID」を反故にし、まったく新しいIDに変更してしまうという実例があった。
 それは年末ちかくに起こったこと。出品者の評価欄に、1ページにわたって延々と続くトラブルの有様がコメントされていたのである。どうやら、商品説明になかった「欠け」が到着後に幾つか見つかったようで、ネット上での激しいののしり合いになっていた。

 さて、懲りないナベツマは、昨日もいつものごとく、やっぱり同様な質問を別の出品者に送っていた。「鍋本体と、蓋の間に隙間があるように写っていますが、ただの陰でしょうか?」と。
 ところが、夕方になると、その鍋は出品が取り下げられ、画像が消えていた。そして、出品者から次のようなメールが届いていた。「ご質問いただき、こちらでチェックしましたところ、確かに蓋が浮き上がっており、そのうえ、別のところに新たなチップまで見つかりました。ご指摘いただいて大変助かりました。感謝いたします、ナベツマさま!(うそ、○○○さま)」。
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by nabetsuma | 2005-01-30 19:00 | NabeQuest'0405

日米のプリンちゃん

2005年1月23日(日)/日録 by ナベ憑き

 いたいた、ここ(eBay)にも。オークションを始めてそろそろ3ヶ月、誰がいたかというと、オークションを高値に導く(売り主にとっては菩薩様のような)お方。

 ヤフオクでは、鍋ライバルとして何人かがもうすでに顔見知り、じゃなかったID知り合いがいる。そのなかでも、仮名をプリンちゃんとすると、そのプリンちゃんは欲しい鍋を見つけると、最終日まで絶対に人に譲らないのだ。誰かが高値をつけると、すぐにその上をつけて「何すんのよ!わたしのんだってば!!」と主張する。おかげで、最終日には「ちょっとこの鍋の値段は何なのよ!!」というところまで価格がきているのだ。まっ、通常の落札価格の2〜3倍というところか。こういう方は、これまでの落札物をチェックすると「おおっお金持ち!」ということがよく分かる。はっきり言って、オークションは金持ってるもん勝ち。

 さて今度はeBayのプリンちゃんのお話。例えばル・クルーゼ製品でいうと、一般的には「現行品の新品」が意外だが一番高い。日本のヤフオクとそれほど変わらない感じ。それよりヴィンテージものはかなり安いのだ。まあ状態がよくても60〜70ドル、欠けがあったり、キズや錆があると、10〜30ドル止まり(時代がかってたりすると100ドルちかくになることもまれにあるが)。

 ここにアメリカのプリンちゃんが登場した。プリンちゃんは、ヴィンテージのターコイズ未使用品20cmル・クルーゼ鍋を140ドルで落札した。「おえっ!」と気づいた時には、プリンちゃんはすでに暴走を開始していた。こちらが入札しようかと思う比較的状態のいいヴィンテージものに、すでに入札しているのだ。しかもスタートしてから3日くらいで、なかにはもう100ドル越えているものもある。

 初めてプリンちゃんを見かけた時には「ダミーかよ!?」と疑ったものだが、こうあちこちに出没しているところを見ていると本物のビダー(入札者)だね。困ったことに、プリンちゃんはもともとル・クルーゼの新品狙いだったという経歴をもっている。つまり、新品は50〜250ドルあたりで出品されているので、それに慣れたビダーにとって、ヴィンテージの値段クラスは、まあ「へ」みたいなもの。

 ああ今日も日米のプリンちゃんがオークションで暴走しているさまを横目に、「こっち来んなよ!」と、半ば願をかけつつビッドしているナベツマだった。
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by nabetsuma | 2005-01-23 18:56 | NabeQuest'0405

'05お初ナベ!

2005年1月19日(水)/日録 by ナベ憑き

【海外デビューその5】
 おおっ、今度は早かったぞ! eBayで落札したヴィンテージのル・クルーゼ巨大ソースパン。現地日付(eBayの場合は、本部のあるサンフランシスコが基準となっており、日本との時差は17時間)4日に落札、5日に支払い完了、6日に日本に向け発送、で16日に到着(日本では17日)。普通のエアーメールでもけっこう早いやん。

 セラー(売り主)はテキサス在住のアメリカ人女性だったが、商品説明も正直で連絡もまめ、梱包も充分、おまけに現地で荷出ししたら郵送料に足まで出てしまい、それを自己負担までしてくれた。申し訳なくて頭がさがった(落札価格18ドル、航空便40ドル、合計6千円少々。後で分かったことだが、日本に送ったのは初めてだったらしい)。

 同じお色のペールイエローで、これでスキレット1ヶとソースパンが2ヶ揃ったことになる。しかもこの20cmソースパン、欠けもなく底もきれいで使用感はまったくない。これが18ドルなのよねー、日本のヤフオクだと6〜8倍はすると思う。航空便代を払っても半額以下なのは確かである。

 鍋底をご覧あれ。ヴィンテージものは、鍋底の様子でその製造の時代が分かる。ダンスクでは、鍋底の材質やバックスタンプの刻印内容がそれで、それはル・クルーゼでも同様。2つソースパン、蓋の取手や鍋底の形状、内側の色合い、とそれぞれ異なるが、一般的に左の巨大ソースパンのほうが古いタイプである。

 余談だが、このソースパン、ソニーの「プレステ2」の真新しい外箱で到着した。最初、思わず「まさか??」と目が点になったが、大丈夫、中身は鍋だった。そりゃそうよ。(ちなみに、アメリカ人、ソニーもニンテンドーもアメリカの企業だと思ってるらしいよ。)

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by nabetsuma | 2005-01-19 18:45 | NabeQuest'0405

オークション落札支払い、海外版

2005年1月16日(日)/日録 by ナベ憑き

【海外デビューその4】
 以前、ヤフーオークションで落札した後の支払については古本憑きが詳しく説明していたが、ことeBayでクレジットカード払いができないとなると、けっこう大変である。今回eBayで、ブルーグレイの美しいスキレットの出品を見つけたナベツマは、当然ビッド(入札)しようとマウスに手をかけた瞬間、唖然とした。出品者がマネーオーダー(為替)もしくはチェックしか受け付けないと商品説明の下段に書いてあったのだ。

「どうしよう!?」

 ということで色々調べてみた。日本国内の銀行から相手の銀行口座に送金するという一般的な方法は、こと海外送金となるとその費用に目玉が飛び出る。だって2千円位の落札物に、送料3千円プラスするのも心苦しいのに、加えて送金費用が4千円もかかるなんて、ベリーベリーなんせんす!!

 「銀行はダメじゃ、では郵便局は?」
世界中で使えると噂の「郵便振替口座」、でもアメリカにはこのシステムはないんだってさ。しかもアメリカの郵便局には貯金口座も存在しないので、口座間の送金もなし。郵便局から相手の銀行口座に送金する方法もあるが、これも銀行間と同様に仲介手数料やら口座登記料などなど、色々かかってくる。

 最後に出品者の住所宛に「為替証書」を送るという方法。一番安くつくのが、自分でその証書を封筒に入れ手紙をそえて、航空便で送付する方法。これだと、証書発行に500円、書留代に410円、25gまでの航空郵便代110円、計1020円なり! 9.11以降はアメリカの郵便事情はかなり悪いそうで、日本からの郵便物も10日ちかくかかるそうだ。となると、速達としてEMS(国際スピード郵便)を追加すると、合計1700円。ウッ!

 と、ここまで調べてため息。あきらめることも人生よ・・・。
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by nabetsuma | 2005-01-16 18:37 | NabeQuest'0405

落札物の遅延、苦情、トラブルあれこれ

2005年1月11日(火)/日録 by ナベ憑き

【海外デビューその3】
 日本のヤフオクでは、落札してから何週間もブツが届かない、なんてことになると大騒ぎになるだろうが、ことeBayにおいてはフツーの出来事。先日、ナベツマも洗礼パンチ! を受けてしまったほどだ。

 落札物の遅延、もしくは支払いなどにまつわる苦情やトラブル相談は、2ちゃんねるのeBayスレッドでは結構な盛り上がりでテンションも高い。まっ、それほど頻繁ということであろう。

 ちょこっと幾つかご紹介をば・・・《「EMS(速達)で送ってくれ!」と料金払ったのに、普通のエアーで来たもんで、差額を返せ!とメール打ったら、「あれ、おかしいな? 娘に頼んだんだけど、EMSで送ったと言ってたよ。ほんとに普通ので来た?」と売り主。「とぼけるんじゃねえよ! ほんとに娘に頼んだのかよお! だとしたら娘がネコババしたんじゃねえか!」と落札者》

 ネコババって英語で何ていうんだろう??

 また、遅延の言い訳では、「ごめん、バケーションに出かけてた」から、「すまそ、身内に葬式が出て送付が遅れてしまった」というのまで出てくる。日本でも、学校や会社のずる休みにこの手はポピュラーだが、まさかアメリカのオークションでも出てくるとは・・、ちょっと、ね。

 eBayで落札したイエローダンスクで作ったリンゴジャム。瓶詰めの後、オリジナルのラベルとカバーで仕上げ。2本の御御足はジャム工場の主。

【@@古本憑きのウンチクコーナー】「ねこばば」は『プログレッシブ和英中辞典第2版』によると、《金を拾ってねこばばをきめこんだ=He pocketed the money he had found.》だそうだ。「横領する、使い込む」などの意味ではembezzleやembezzlement(横領)という単語もある。

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by nabetsuma | 2005-01-14 16:20 | NabeQuest'0405

ナベツマ待ちわびる

2005年1月8日(土)/日録 by ナベ憑き

【海外デビューその2】
 eBayで落札したダンスク鍋、さてその後は順調だったか? なわけない! 
 12月13日に落札し、速攻で支払いしたナベツマはわくわくしながら到着を待っていた。ところが待てど暮らせど鍋は到着せず。Finelの苦い経験より、航空小包の代金を支払っているので、4日から10日でやって来るはずなのだが、クリスマス過ぎてもやっぱり来ない。年末の帰郷間際にナベツマは、出品者に「送ってくれた??」とメールを送ったが、なしのつぶて。結局新年を迎えてもやっぱり来ない!とうとうプッツンきたナベツマは「今回返事くれないならバイヤープロテクション(クレーム部署による調査)を使うかも!」と脅しのメールを出品者に送りつけた。すると、次のようなメールが来た。

 「ごめんね遅れて。もう1〜3日で届くと思うから待っててね」だとさ。でもなんで1〜3日で届くなんて言えるのかしらん??

 ところが、この予言はまさに的中したのだ! 返事が来て2日後にダンスク鍋は到着した、しかもEMSで(EMSとは国際速達郵便のこと。保険付、受領証が出る)。送付の日付は12月27日。落札してから2週間以上経ってるやん、さもありなん。予言のからくりは、EMSだとPCで追跡できるので、それで返事を出す時点でダンスクが日本にもう到着していることは分かっていたのだろう。通関待ちだったのかも。

 eBayはもうこりごり・・・なんてことはない! だって今年お初の落札は、eBayでのヴィンテージ、ル・クルーゼですもん。おほほほ、めげないわよ、わたしは!!


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by nabetsuma | 2005-01-08 14:15 | NabeQuest'0405

本当の海外デビュー

2005年1月5日(水)/日録 by ナベ憑き

【海外デビューその1】
 eBayに登録し半月が過ぎたが、思い切って鍋を落札できないナベツマ。今度こそは!と一発入魂奮起、ヴィンテージのダンスク鍋の入札に臨んだ。ダンスクはデンマークのキッチン・テーブル・ウエアのメーカーだが、エナメルポット(ホーロー鍋)が有名。ヴィンテージのダンスク鍋は、60年代から70年代に製造されており、前期がデンマーク製、後期はフランス製となる。

 eBayでダンスク鍋に初めて入札したのは、レアな抹茶グリーン25cmポット。誰かの遺産整理から大量放出されたとかで、グリーンダンスクが同時に7つ出品されていた。未使用でコンディションは最高レベル、後期フランス製。スタート価格は29.99ドル。ここでは、なぜかナベツマが入札したダンスクのみ次々と値段があがり、どうも胡散臭かったため途中断念。案の定、最高額入札者が落札したはずなのに、次の日「buy iy now!」でまた出品されていた(buy it now!とは「この値段で今すぐ買えます!」という表示)。

 まっ、こういう場合は2ちゃんねる情報によると、売り主が知り合いに頼んで値段をつりあげるシステムだそうな。よせばいいのに、ナベツマはお下手な英語で出品者に「ダミー使ってるんじゃないでしょうね!?」といちゃもんメールを送った。ああ、もうこの出品者のオークションには出入禁止だろう。いいのよ、だってこの出品者は鍋専門じゃないもん。

 ダンスクの2番手は、いかにも北欧チックな黄色25cm(容量5リットル)のポット(下図)。スタート価格75ドルとけっこう値が張ったが、ほぼ未使用で状態は良い。同じく後期フランス製。こちらは、終了時刻3時間を切った辺りから不穏な動きがでてきた。急に値段をつりあげてくるライバルが現われたのだ。終了時刻付近まで動きを見せず、突然間際に現れる入札者を「スナイパー」と呼ぶ。でもなんか違う!そやつがこれまで落札した物を見てみると、プロレスだのフットボールだのの観戦チケットばっかり、ナベのナの字もないやんか!「はは〜ん、外国人をなめとるな、アメリカン!」とつぶやきながらも終了1分前までぐっと我慢して、速攻で最終入札。ホホホの落札。ダミーは、別登録IDを使った出品者本人かもね。まあいいわサ。手数料分くらい上げて来たんかな? と思える程度だったので許してあげる。実況報告、eBayナベウララもとい、ナベツマでした。

(**)書かれている内容はナベツマの妄想ということもあり得えます。信じても救われませんのでご注意を。

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by nabetsuma | 2005-01-05 10:58 | NabeQuest'0405

NabetsumaJunk「新年景気動向調査」の巻

ナベツマ・ジャンク/2005年1月3日(月)

 昨日ナベツマは恒例の「新年景気動向調査」に出かけた。毎年、2日にデパートを覗いて、人出や福袋の売れ行きバーゲンの混み具合等をチェックして帰宅する。今年の景気予想は「まず良好」だそうだ。「ほんまかよ??」。10時半過ぎ、すでに京都大丸は満員状態。柱の陰には家族総出の福袋隊が待機。こういう場合の荷物番はたいていジイちゃんの役目。11時過ぎの京都高島屋は、地下食品売り場から1階に向けての階段(キハチのソフト売り場横)がローマのスペイン階段になっている。福袋を抱えた買い物客たちが疲れ果て、20人近く鈴なりに座り込んでいる光景なのだ。まさに年1回しか見ることはできない。どうしても見たい人は来年出かけてね。
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by nabetsuma | 2005-01-03 11:23 | ナベツマジャンク

ヴィンテージ・ナベを国内外から収集し「鍋道」を極めんがため精進する不敵な奥様。


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