2004年 11月 26日
迷作「鍋と子犬」
久しぶりに恐ろしい夢を見た。学校の校庭で子どもたちの運動会か何かに参加している(最近、町内の役員をしているせいで学校にでかけることが多いためか)。どうも郷里の小学校のようだ。実家は始業のチャイムが鳴り出してからでも間に合うくらい目と鼻の先にある。子供の相手をしていると、誰かが「お前の家が小火(ボヤ)だよ」と言うのだ。ボヤか、ボヤなら大丈夫だろうと思って、あわてずに帰った。すると、どうしたことか、家がなくなって更地になっている(焼け跡もない)。ああ、すべて燃えてしまったんだ!と嘆くわけだが、ここで面白いのは、◯◯さんから預かっている貴重書が全部灰になった、どうしよう、買い集められるものは買わなけりゃ、でも他にないような稀覯書はどうしたらいいんだ〜、人に預ける◯◯さんにも責任があるぞ、などとくどくど言い訳を考えているのだ。更地にへたり込んで。・・・・いやな夢だった。
さて、今度はナベツマが見た夢。《ナベツマが道を歩いていると、突然道の真ん中に「鍋」と「子犬」が現れたそうな。それは、以前からどうしても欲しかった「Finelの白い鍋」とナベツマ好みの「Mix(雑種)の子犬」。「きゃあステキ!」「きゃあカワイイ!」うううーっ、とナベツマは悩んだ。「ああっ神さま、どうすればいいんでしょう!?」ハムレットorソフィの選択のように苦しんだ・・・・そして・・・ナベツマは、鍋のなかに子犬を入れてお家に帰ったとさ、めでたしめでたし》、そんなアホな。
2004年11月29日(月)
ナベツマへ、ナベ道同志からのフアンレター。《こんばんわ! 日々ナベ道に邁進のご様子、ご主人様の日記拝見して固唾を呑んで見守っております。》
ナベツマからの返事。《もしeBay登録されるなら、ダンスク鍋は高くても50ドルどまりで落とせると思いますよ(加えて船便費用が20〜30ドル必要)。ライバルが現れなかったら、状態そこそこ良くて20ドルしません。ほとんどのeBayライバルは日本人です! 時々プッツンしそうになります!》
例のナベツマ海外進出を阻んで、最後に1ドル加えて鍋をかっさらっていったのも日本人なら、その後ナベツマが入札した鍋を次々と落札したのもすべて日本人だそうだ。eBayでは日本人が闊歩しているようである。
さらに、さきほどカエさんより、爆笑のナベ便りが届く。《ル・クルーゼの鍋ですが、我家では25年前に姑がフランスから買って来て以来、愛用サセラレテいますが(ポトフもおでんもトンポーローもコレ)、手首に注意して使用しないと腱鞘炎・関節炎に泣きます。別名「嫁殺しの鍋」。阪神大震災では鍋落下地点の床が大破してその威力を誇示し、「天は鍋の下に人をつくらず」という家訓もうまれました》。
ご無事で何よりでした。