NabetsumaJunk「笑えない今期ドラマ{エラいところに嫁いでしまった!}」の巻

ナベツマ・ジャンク/2007年1月18日(木)

今期ドラマの全体評はいずれまた。

ということで、本日2回目の放送となった「エラいところに嫁いでしまった」である。田舎の旧家に嫁いだ都会の嫁が田舎のしきたりに翻弄される、という実話ベースのお話ということだが、あたしの場合は『実に笑えない!』のである。それはなぜか!? だって・・・どれもみんな経験済みだもん!!!!

県庁所在地の高松市(わが夫に自慢できること、その1)のサラリーマン家庭に育ったあたしが嫁いだのは香川の辺境の農家。田畑の他、屋敷の敷地500坪弱、母屋に納屋が4棟養鶏場1棟、トラクター1台軽トラック1台。田舎ではまあ並みの小規模農家ね。近所の農家のなかでも屋敷の敷地広さだけは抜きん出てたけど。

もちろん、こういう農家の一人息子がひとり娘と結婚となったら、もめない訳はない! ・・・あとはご想像におまかせして、この地方の「しきたり」についてです。

ドラマの初回のテーマは「結婚」、松坂慶子扮する義母が仲間由紀恵扮する嫁を連れて近所のご挨拶回りを行なっていたが、わが夫の田舎では「義母と一緒に嫁が白無垢で町内組全部をまわる」ということだった。だった、というのはすったもんだ揉めたあげく、なぜか突然取りやめになった。とにかくH家から連絡があるたびに某かの変更が毎回あるので、わが両親(しきたりに無頓着/わが夫に自慢できること、その2)はとちゅうから完全になげていた。このとき「エラいところに嫁いでしまいそう・・」という予感はありましたね、ほんと。

ドラマ2回目の今夜のテーマは「葬式」だった。あははは、おんなじじゃん!!!と思い出しても顔面がひきつる・・おえっ!!! 自宅葬の場合は、葬式をだした身内は賄いを一切やらないのだ、近所の隣組の女性衆がやる。これがほんとすっごいエラそうな面々でしかも怖いのだ。それをしちゃあならん、とか、これこれやんなさい、とか。くわえて提供される「精進料理」が絶句のしろもの。今でもそのお味を思い出しそう、それは・・ひたすら・・甘い・・ひろうす・・わが夫はそれを「砂糖衣をつけたお菓子のよう」と表現した。その他、出しがくどすぎて1杯食すと3杯おかわりしたような気分になるみそ汁。これらが通夜から葬式の3食2日間でるのだ。はああ〜

義理の祖母のケースでは夫両親が取り仕切っていたが、義父の場合では喪主が息子だったため、その嫁はたいへんだった。葬式が終わってみると、借り物の喪服の後ろホックははずれ、真珠のネックレスの留め金は一番前にきていて、髪はぼさぼさ、口紅はズレてついていた(いつも化粧はしないのだが、すっぴんではまずかろうと思い口紅だけつけたのが裏目に出た)。葬式で写真を撮ることがなくってほんと良かったよかった。
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by nabetsuma | 2007-01-16 21:53 | ナベツマジャンク

ヴィンテージ・ナベを国内外から収集し「鍋道」を極めんがため精進する不敵な奥様。


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