NabetsumaJunk「ドラマ以上のドラマがある世界・・」の巻

ナベツマ・ジャンク/2006年11月9日(木)

今日録画で昨日のドラマ「14歳の母」を見ていてふと気づいた。
◎一番「怒声」が多く響き渡る病院は何科か?
◎一番「ドラマ」がある病院は何科か?

それは「産婦人科」である。あたしが知っている限りだが・・。
あたしが出産したのはもう30年ちかく前の話だが、当時産気づき入院したのは近所の産婦人科病院。個人経営だった。午前中に入院し、たぶん産まれるのは夜中になるだろうと診断され大部屋に入った。5つベッドがあったが、入院しているのはあたしともうひとり。さすがに夕方にはだんだん陣痛がきつくなり、うううっーあああっー・・なんて様子だったと思う。

めったに病気にならないコショスキーが、この出産に合わせたかのようにこの夜から大熱をだした。夕方あたりからゾクゾクしたらしく、陣痛で苦しむツマを残してそそくさっと家に帰ってしまった。もおお、と思いつつひとりベッドで苦しんでいたそのとき、ドラマは始まった。
バーン!
ドアが開き誰かが入って来た。ののしりあう声、ぎゃああと泣く声、そのうちまた誰か入って来てグワグワグワッと返すどなり声! 
だだだっと看護師が走り込み「何やってるんですか!?」「いんちょーいんちょー」
院長先生登場、
「みなさん、ここではなんですからあちらに・・」
と、全員退場。

なんなのよー、いてててて、とあたし。
その後午前0時すぎに長男は産まれたのだが、その騒動はそれで終わったわけではなかった。どうやら、入院していたのは高校生で、中絶するかどうかでもめていたのだ。しかも妊娠5ヶ月過ぎていたのだ。女の子側の親と男の子側の親、その親戚や友だちや学校の先生まで入り乱れての騒動だった。

1週間の入院のうち、この中絶騒動が1件、流産が2件、子宮筋腫の手術が1件。で、退院が近づいたある日、またもやドラマが!
病院玄関に駆け込む男性、
「せんせーせんせー、うちの家内どこなんですか!?」 と大声で入ってくる。
「どーしました。おちついてください・・」 と院長。
「おちつけっていわれても、おちつけるわけないじゃないですか!」
「まあまあ」
「家内はどこなんですか!? まさか中絶したんじゃないでしょうね!?」
おくさん乱入!
「なによ、いまさら私の決心は変わりません!」
「おまえ何いってるんだ! うちは教会だぞ! そんなこと許されるわけないじゃないか!?」
「そんなこと言ったってもう5人もいるのよ!じゅうぶんじゃない!」
わああっ・・と泣き崩れる牧師のツマ!!!

入院した1週間、病室のコインテレビを見ることはなかった。
だって
・・・うわっすごい! テレビよりすごい・・・の世界だったもんで。

P.S.
コショスキーはいまだに「おれは出産の苦しみを分かち合った同志」とのたまっている。
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by nabetsuma | 2006-11-09 16:15 | ナベツマジャンク

ヴィンテージ・ナベを国内外から収集し「鍋道」を極めんがため精進する不敵な奥様。


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