NabetsumaJunk「はめられたか??ディープ!?」の巻

ナベツマ・ジャンク/2006年10月20日(金)

あたくしは「競馬ファン」でもないし特別「馬」が好きなわけでもないが『陰謀!』は大好き! 特に国際的な陰謀となると、大のミステリファンでもあるので大いに想像をかきたてられる。

ミステリにも様々なジャンルがあり、こと「競馬」となれば、まずは「ディック・フランシス」の小説をあげないわけにはいかないだろう。出版元のHPハヤカワオンラインによると、これまで同著者による「競馬シリーズ」文庫本は全40巻出ているらしい。サーの称号をもつ英国人で元競馬騎手の経歴を持つ著者によるこのシリーズは、競馬や馬に興味がなくとも読めばたいてい一気に読め軽快で後味の良い読書が可能である(特に今の季節にはおすすめ)。

で、ディック・フランシスの本を1冊でも読んだことがあれば、今回のディープインパクトの薬物違反事件は「やられたな」と誰もが思うだろうし、渡仏する前に関係者はちゃんとシリーズを読破して細心の注意を払うべきだったと考えるに違いない。そのくらい「陰謀」が渦巻く世界なのだ競馬というのは(よー知らんくせによくいうわ)。

競馬においての薬物投与の方法は実に多種多様で(小説からの情報が正確であるなら)、たとえば、
●ごく一般的なケース:馬の餌や水に混ぜる。これは厩務員が犯人。
●薬物すりかえ:馬の脚の腱(腫れ)の湿布剤に別の薬を使い、腫れを悪化させる。これは厩務長が犯人。
●手術中の馬が次々死んで執刀獣医が疑われるケース:毒物使用、同僚獣医が犯人。
●出走直前、薬を浸透させた角砂糖投与、犯人は・・忘れた・・多分敵方に買収された騎手?

ちなみに、手術中に使用された毒物は「テトロドトキシン」、パファ・フィッシュの毒、日本びいきのフランシスがいかにも思いつきそうな「ふぐの毒」であった。

周到に準備された薬物投与なら、馬に近づくことができる人間なら誰でもどのような方法でも可能であると思う。しかもそれがたとえば身内以外の「このひとは絶対にやらないだろう」なんて思われていた人物が犯人だったりすると手のうちようがない。たとえば競馬場の著名な理事だったり名門の馬主だったり。もち小説のなかのお話だけどね。

そうそう、薬物以外の陰謀では、出走後に犬笛を吹いて馬を興奮させ戦線離脱という方法もあったな・・。

今回、薬物反応が出てからたった1日でフランス競馬会のドンのような人物が「今回の件は関係者には悪意はなかった」というコメントを出していたが、なぜそんなに早くそう決めつける? 
つまりは、前評判の恐ろしく高かったアジアの馬ごときに名誉を渡せるか!といった仏側の「悪意!」を大いに疑わしく思う。

で、競馬ファンでないあたくしは、今がディック・フランシス本が売れ時と踏んで、ヤフオクに出品しようと目論んでいる・・・。売れるかな??
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by nabetsuma | 2006-10-20 10:57 | ナベツマジャンク

ヴィンテージ・ナベを国内外から収集し「鍋道」を極めんがため精進する不敵な奥様。


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