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『毎日のおさんどんにうんざりする日々、おすすめドラマなど:その2』

おすすめドラマ
韓流で2作品
*『マイ・ディア・ミスター〜わたしのおじさん
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「おもろないんではないか?」と思わせる題名だが、見始めると意外や意外、「ミセン」以来の胸熱作品。リンク先の「Filmarks/映画ドラマレビューサイト」で「4.4点」はとても高得点。このサイトで「4点」を超えていれば、まちがいなく観ても良い作品だとお勧めできる。主役の「IU/イ・ジウン」、役柄が身体不自由な祖母を抱えて働く非正規の極貧女子の役で、痩せてて実にリアルな世界を体現している。脚本や演出が優れているのだと思う。彼女が会社から毎日のようにこっそり持ち帰っているスティックコーヒー、これを夕食代わりに2~3本まとめてお湯で溶かして飲むシーンがあまりにリアルでグッとくる(このコロナ禍で非正規の若者はリモートワークでこれさえできなくなっているのではないかと余計な心配したりして)。準主役の「イ・ソンギュン」はパラサイトのIT社長役で有名になったけど、このドラマが一番合っていて少々変わった声もこのドラマではむしろ生かされている。あちこち調べていたら、演出家がミセンと同じということが分かった。な〜る

このドラマ、実に「地域愛」なる「地縁」がよく描かれている。地方でも都会でも「育った街の人の縁」というのはまさに「共助」の世界だ。日本の政治家のいう「共助」とは中身がまったく違い、そもそも「自助」も「共助」も「公助」があってこそ成り立つシステムだ= 
政府がやりたくないことを自分でやれと「自助」が公然と拡散しているのは、はっきり言って国としての「恥」だと思う。恥だよ、恥!!!
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これまた・・?と思わせる題名でフツーだったら避ける作品だし全24話と長いのだ。我慢して観続けたのは、日本が開国から明治へと変貌を遂げた時代に、お隣の国はどうなっていたのだろう?とふと思った時にまったく知らないとハッと気づいたからだ。我々1950年代生まれの人間、社会科で「近代史」をまともに学んでいない。いつも古代から丁寧に学んで最後のところで一気に走る、つまり太平洋戦争の戦前戦後あたりからが情けないほど空っぽ。しかも自国や自国民に都合の悪いことは割愛されているような教科書だった・・

その時代、お隣の朝鮮ではなんとまあ日本と同じように列強に脅され干渉され、そこに日本と違うのはもう1国、つまり日本までがやってきてやりたい放題だったということが描かれている。自国の恥を真正面から知っておくことを肝に命じて観る必要がある作品と言える。つまりかなりしんどい。これは・・朝鮮末期の大河ドラマだと思って観るのが正しい!
ちなみに主役のイ・ビョンホン、実生活で若い女性との浮気疑惑後のドラマということで韓国での評判は芳しくなかった。他の俳優でも良かったのにね?(制作費はスゴい、430億円で、そのうちNetflixが300億円の投資)
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by nabetsuma | 2021-02-10 09:09 | movieQuest