『チャン・グレ/ミセン、法律になる?』

みどり文庫さんにオススメされていたミセン/未生20話、観終わりました。
ずば抜けておもしろかったし、若い人たちのことを考えると切なくもなった。

これまで観てきた韓流現在ドラマ、どれを取っても若者たちの就業状態は大変そう。大学の授業料を工面するために借りた学生ローンを返済するためにアルバイトは掛け持ち。学業が成り立たなくなると大学を休学してフルタイムでバイトして、また復学。そうやって何年もかけて大学を卒業したとして、肝心な就職先がない。。インターンでタダ働きしてもそれが正社員への確実な道でもない。

では、韓国の若年層(15-24歳)の失業率はどのくらいなのか? どうも・・2桁の10.4%らしい・・(日本は5.3%) ギリシャやスペインは50%超えてるらしいけどね、恐ろしい・・
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さて、ドラマのミセン、主役のチャン・グレは幼少時より囲碁の世界で生きてきたが、プロ試験に落ち高卒資格試験合格という最終学歴を持つ。囲碁のつてにより、ある商社でインターンで働き始め、その後入社試験には受かったが「正社員」ではなく「契約社員」として入社。その契約期間は2年。ドラマで上司から「どんなに頑張っても契約社員から正社員にはなれない」と言われ愕然としていたが、同様なことは日本でも起こっている。2013年に政府が労働契約法を改正し、派遣で何年か働き続けたら正社員への道が開けるなどという夢は完全についえた? 詳しくはこちら= 

韓国国内において、このミセンというドラマがヒットしたことにより、非正規社員の待遇が社会に様々な反響を巻き起こした。そして新しい法律「非正規色総合対策案」が草案されたが、実態は試用期間が2年から4年に延長されるだけ。何ら現状が変わらないことが露見し「チャングレ殺し法」と労働界が反発しているらしい。

上の写真はドラマの打ち上げか、このドラマに関わったスタッフ・役者全ての人の集合写真である。世の中はこうやって成り立ってる。若い人たちが絶望しないような、希望を持って働けるような社会にしたいものだとつくづく思うのである。選挙、行こうね!

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by nabetsuma | 2017-03-14 20:27 | movieQuest

ヴィンテージ・ナベを国内外から収集し「鍋道」を極めんがため精進する不敵な奥様。


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