『父から受け継いだこと・・』

nabetsumaの父親はアマチュアの棋士だった。アマチュアの最高位である「4段」の持ち主で、全電通の全国将棋大会では万年2位だった父親の言い訳は「タバコに負けた」。喘息持ちの父親は相手が喫煙し始めると途端に体調を崩したらしい。

以前もここに記したかもしれないが、娘を棋士にしようとやっきになって手ほどきしたのは良かったが、はっぱの掛け方を間違えて「優勝したらハワイに行けるぞ」と言ったもんだから、娘のほうは「なんだハワイか。パリならまだしも」と、早々に逃げ出した。諦め切れなかった父親は「わしに勝てないような男には嫁にいかさん!」と娘の耳元でずううっと言い続けたので、娘のほうは高校で将棋を指す人間を見つけて父親の元に送り込んだ。その人間が大学で将棋同好会を作り初代の部長におさまった頃には父親を負かすようになっていた。そして負かされると決まって「あいつはブツブツ独り言を言うからそれが気になって」と悔しがっていた。ちゃんちゃん

さて、もう1つ父親から受け継いだことと言えば「易学」だろうか。父親は将棋にのめり込む前に道具を一式揃えて易学にも凝っていた。nabetsumaは大学生の頃に1冊の本を父から譲り受け易をたてるようになっていた。それがこの本、著者は黄小娥という。今調べてみると、この本「易入門」はカッパブックスから出版され当時のベストセラーになったそうな。(6枚の硬貨を使って占う方式)
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父親から言われのは、
*「何でも占うな。ここぞという時だけにすること」
*「どちらがいいか?等という紛らわしい占い方をしないこと。こうしたいのだがそれで良いか?とか絞ること」

こんなの当たるはずがない、と思われる方もいるだろう。しかしnabestumaが人生において迷った際に出た八卦は驚くほど尋ねた内容に沿った答えが示された。それは「なぜ?」と聞かれても困るけれど、本当にそういうものなのだ。

京都には占いの家が結構あるらしい。新居の近所にもあったりする。
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by nabetsuma | 2016-04-19 17:19 | ナベツマジャンク

ヴィンテージ・ナベを国内外から収集し「鍋道」を極めんがため精進する不敵な奥様。


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