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BookQuest『Nippon、クライシス!その1』

いろいろ考えさせられたミステリ。「ブラックアウト」。ま・さ・に、「福島以降」では、ミステリでさえこうなるのかの展開(いつ起こっても不思議ではなく)。小説としては可もなく不可もなくのレベルだけど、ノンフィクションと捉えれば非常にこわい。
   

いま、大停電が起こったら世界はどうなるのか・・それが数時間〜2週間起こった例がこれまでもあったが、少なくとも世界が破滅に向かうことはなかった(原発のメルトダウンを避けられたから)。

◉世界の大停電=こちらhttp://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20120906001

2006年11月にヨーロッパ8カ国を巻き込んだ停電が起こった後に、ヨーロッパ全体でより統一的な送電政策を導入する必要性を指摘する声も上がったらしいが、それを逆手に取ったような事件がこの「BLACKOUT」で起きている。

みなさん、最近スマートフォンを初めとして「スマート家電」とか「スマートなんちゃら」という言葉をよく聞きませんか? その大元になっているのが
スマートグリッド/smart grid通信・制御機能を付加した電力網のことである。それを可能にするのが「スマートメーター」なるもの。いろんなことがデキちゃう、ということが、いろんなことが『勝手に』できちゃうになっちゃう恐怖が「BLACKOUT」で描かれている世界。
ようするに、ハッカーによる電力テロ

Fukushima以前とFukushima以降ではすべてが違うのだ。我々日本人より他所の国の人々の方がずっとシビアに感じている。ただしこれからは、地震が起こらなくとも津波が来なくとも、ただサイバーテロを受けたらひとたまりもない。

(小説に直接関係ないけど、このスマートメーターを東電と関電は導入して検診員をクビにしようとしてるらしいけど、人を切って誰が幸せになるんだろうか?)

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by nabetsuma | 2013-02-07 14:48 | BookQuest