2010年 02月 12日
BookQuest「ミステリ厳選50/その4、5」
今回の厳選ミステリは「2作品」を紹介。
『CHIEFS/警察署長(上下巻):スチュアート・ウッズ、真野明裕訳』1987年刊行。
ハヤカワ文庫各巻861円。本書にてウッズは1982年の「MWA最優秀新人賞」を受賞した。この原作よりテレビドラマが製作され、某公営放送で放映されたので覚えておられる方もいらっしゃることだろう。なかなかよく出来たドラマで、キース・キャラダイン(兄はキル・ビル等の俳優デビット・キャラダイン。去年バンコクで謎の変死)が怪演していたことを思い出す。

『GRASS ROOTS/草の根:スチュアート・ウッズ、矢野浩三郎訳』2000年刊行。
文春文庫920円。
「警察署長」の続編と言えなくもない(警察署長が対KKKならこちらはVS白人至上主義過激派団体)非業の死を遂げた警察署長の孫となる「ウィル・リー」が主人公となるのが「草の根」。本書は、アメリカ合衆国上院選挙の選挙戦のさなか、ウィル自身が担当する裁判に選挙のゆくえが絡まったクライマックスへ怒濤の突入を見せるジェットコースター型リーガル・サスペンスである。2作共に面白いです。評価も2作品総合でいきます。
◉総合的推薦度:☆☆☆☆☆
◉謎解き推理度:☆☆☆☆☆
◉サスペンス度:☆☆☆☆☆
◉知的情報要素:☆☆☆☆
◉ロマンス要素:☆☆☆
スチュアート・ウッズは非常にうまい作家だと思う。読んでいて読みやすいし、内容が複雑すぎず(読んでいる途中で分からなくなるという謎が謎を呼ぶタイプではないということ)、それでいてエンターテインメントに溢れており展開はダイナミックだ。。。あははーー書評が横文字まみれになっちゃったあ〜〜
2月生まれの方々!ハッピィバースディ〜 いえぃ!


