2010年 01月 23日
BookQuest「Queen of Mystery ! 厳選50/その1」
はい、ミステリ暦44年のnabetsumaです。少女期よりリュパン・ホームズシリーズより入り、「Yの悲劇」においては冒頭で犯人分かりクイーンを蹴散らし、思春期以降は王道のクリスティ全読破。神戸の震災において、所蔵のウン百冊のミステリ本をK文堂のFさんに引き取ってもらい京都に身軽に転居。その後、ほとんどを買い戻すこととなる・・あほです。
で、京都で2度目の引っ越しとなった際に、荷造りの面倒さにウンザリし(つれあいの蔵書を見るにつけ)、またもやほとんどのミステリ本を手放したのでありました・・BookOFFに出かける度に「あ、この本はあたしのかも?」なんてふと思うnabetsumaです。。。もっとアホ。
もちろんBookOFFに引き取ってもらう(只同然です)前に、ヤフオクでかなり売りました=
で、たぶん前代未聞の売り方をしました。「面白いランキング」をつけて、面白度の高い順に値段をつけたというわけ。たぶんそんなアホなことしたセラーはあたしが日本で初めてでは?と自負しております。(結局、売れたことは売れたが、買ったひとたちは「ただ探していたから買った」という感じで、目論みはみごとに外れたのでありました。)
そんななか、手元に厳選のミステリを残し新居に持ち込みました。数にして50冊ほど。そのなかから毎週1冊ずつ責任を持ってご紹介しようと思います。
最初に紹介するのは、
『THE ZERO TRAP/ゼロの罠/ポーラ・ゴズリング、秋津知子訳』1991年早川書房発行。ハヤカワ文庫580円。ポーラ・ゴズリングの処女作「逃げるアヒル(映画化)」はサスペンス色が強く、ミステリというならこちらの「ゼロの罠」のほうが読んでいて謎解きもありワクワクします。英国の女性作家ポーラ・ゴズリングは処女作でCWA(英国推理作家協会)の最優秀新人賞を獲得。その翌年1979年に書かれたのが本書。極寒の地が舞台の密室モノ。最後のほうまで犯人が判明しません。さむ〜い今の時期こそ、このミステリを読むのにふさわしい季節のように思われます。◉総合的推薦度:☆☆☆☆☆
◉謎解き推理度:☆☆☆☆☆
◉サスペンス度:☆☆☆☆
◉知的情報要素:☆☆☆☆☆
◉ロマンス要素:☆☆☆☆
*まずは近所の本屋さんで探してみてください。580円の価値ありです。
*ハヤカワ・オンラインで扱いがないのは絶版か。
*アマゾンではこちら=商品価格1円でも送料が340円かかるので、最低価格341円。
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