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『死ぬかも・・と、恐怖を味わいました=・・その2』

ここからは記録として残しておきたいのでダラダラ思い出しながら書いていく=

検査当日

朝水様性の排便あり。検査予約10時50分、10時20分に来院すべしということでここから待つがなかなか順番が回ってこない。朝7時に水コップ1杯飲んだのみで脱水気味。予約時間を過ぎても後からやってくる患者が先に検査室に入っていくので検査室受付にどうなっているのか尋ねたら急患が入ったからとのこと。11時10分ごろ中から検査技師が出てきたので予約過ぎても呼ばれないと伝えたらもう少し待ってほしいと告げられる。11時20分過ぎてやっと呼ばれCT検査室へ入る。検査用パンツに着替えCTの検査台に横たわり説明を受ける。おしりから炭酸ガスを入れ始めたらお腹が張ってかなり痛くなるがなんとかがまんして検査を受ける。検査後、排便しそうになりトイレにかけこんだらガスがどんどん出てきてお腹が激しく痛む。水様便(ほぼ水分)が2回多量に出たところで気分が悪くなり戻しそうになる。あわててトイレ内のナースコールを鳴らす。ここから急激に両手の拳が硬直し始め看護師さんたちがトイレに駆けつけてくれた頃には足も硬直し始めトイレ内にしゃがんで倒れこんだ姿勢に。「扉を開けれますか?」と聞かれたが、拳が開かず鍵が動かせなかったが火事場のなんとかでどうにか開けることができトイレから助け出してもらう。


*顔面蒼白・口開き・目はみひらき状態・両腕は曲げた状態で拳が固まったまま・脚は踵から先が固まっている、これらがエカキが待合室から駆けつけてきた際に見えた光景だそうだ。


救急医から「こっち見てください。こっち見えてますか?」と呼びかけられ「口を閉じて鼻で息をゆっくりしてみましょう」と。「先生、拳が勝手にギュウギュウ締め付けて痛いんです。脚も同じで酷く痛いです」と訴えたら、「おしゃべりできるから大丈夫ですよ。しばらくしたら自然に強張りが取れてきますから」と言われたがその間も勝手に拳の締め付けが進んで我慢できないくらい痛くなる。これは・・なんと表現すればよいのか・・血圧計で血圧を測るときに上腕がどんどん締め付けられるが、あれが緩められることなく締め付けがそのまま進んでいく感じ。自分の意思でなく体が暴走するさまが恐怖に。


検査翌日に食べた冷やし半田めん
(生き返った・・)

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<エカキの日記より>

9時半に家を出て検査を行う病院へ。ツマは昨日から軽い食事しかしておらず下剤で腸を空にしているのでヨレヨレ。受付までは良かったが10時50分の予約のはずがなかなか順番が来ず11時20分過ぎてようやくCT検査室へ入る。11時50分頃終了、出てくる。支払いカウンターで順番を待つ間、トイレに行ってくると。ところが15分以上待っても戻ってこないので、どうしようかと迷っていたら看護師さんが「奥さんが救急外来にいます」と言って連れて行ってくれる。トイレでお腹が痛くなってブザーで呼んだそうだ。中へどうぞと言われカーテンで仕切られたところに入っていくとツマが手がグーになり開かず足先の指も固まっている様子で機器につながれベッドに寝かされていた。

「過換気(過呼吸)のケイレン」だと女性医師が説明してくれる。おそらくきっかけは急激な腹痛でしょうとも。血圧も酸素飽和度も問題なく、湿疹などアレルギー反応も出ていないようなので、ゆっくり呼吸すればだんだんおさまるはずと。ツマは医師に話しかけられ少しずつ話をしているうちに(この症状だと喋っているほうが口呼吸にならず良いそうだ)少し体がほぐれてくる。水をもらってストローで飲ませる。検査が終わるまで我慢していたのでのどがカラカラだった様子だった。30分ほど話しているとやっと足も力が抜けてきて、その後まず右手が小指から開いてきて、最後に左手の親指のこわばりが取れた。繋がれた機器がピコンピコン鳴っているのは「呼吸数」で、これが45〜50くらいの間を行き来していた(50を切るとアラームが鳴るため)。もうしばらく休んでから帰宅してくださいと言われ、結局2時間ほど救急外来に滞在した。

続く・・

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by nabetsuma | 2021-07-30 10:20 | ナベツマジャンク