2008年 04月 26日
ReformQuest「リフォーム2/からっぽにする理由!」の巻
改装の図面や書類カタログは去年の引っ越し時に田舎に送り返してしまったため正確なところは言えないのだが、2トン車で10回分は捨てたようだ。処理費用だけで25万円はかかったと思う。トラックは2〜3台来たのかな・・クリーンセンターまでの持ち込みだから、そこに近かったらいいけど、遠方だと往復に時間もかかり、その分人件費もかさむ。リフォームはまずはリフォーム場所の物の片付けからスタートするのだ。
せっかくなんで、元々台所のみだったスペースにいかにして「洗面所&風呂場」を嵌め込んだか画像を追って紹介したいと思う。
画面右端の食器棚は両面空きという珍しいタイプ。カウンターの背面に食卓をセッティングしたので、ちょうど食器棚側に座った義母が食器棚にしまい込んでる薬などを取り出したりするのに具合がいい。
田舎の農家では農作業のついでに台所への出入りがでるんで、土間というのが昔は多かったと思う。エカキの実家も42年前に建て直してから台所は3度のリフォームを経ているのだが、3度目でやっと他の場所と床面が同じ高さになった。しかもその広さは12.5畳・・
以前の台所・・だだっぴろいだけ・・なぜか奥深い押し入れがあり、そこに色々収納していた。そこが洗面所と風呂場に生まれ変わることになる。
ユニットバスはその広さよりも、窓の有無・扉の形状(引き戸か開き戸か)・多種多様な機能・素材、などにより値段が変わる。ひとり暮らしになり不安が大きくなる義母には「窓」は不要とし、そのぶん使いやすい引き戸を選択。あとは浴室暖房・換気・自動お湯はりのガス給湯(能力16)にした。ひとりなんで追い炊き機能はなし。窓がないのと追い炊きがない、この2つの要素でかなり安価にできたと思う。
浴室の広さに対して手前の洗面所の広さをみてほしい。洗面所のほうを広く設計してもらった。なぜなら洗面所には洗面台の他に洗濯機を置く予定だったし、なにより年寄りは脱衣というのにスペースを必要とする・・ようになってくる。座って脱衣ということも想定し、小さな椅子を置けるスペースをとれるように洗面所を浴室の倍くらいの広さにした。
実はこのリフォームを行なう1年前にnabetsumaは福祉住環境コーディネーター(高齢者が安全で豊かな生活ができるよう住宅改造を行なう際のノウハウを提供する人)という役にはまったく立たない資格をとった・・まあそのお勉強自体は生かされたというわけね。
疲れたんでまた明日〜