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NabetsumaJunk「大チョンボでマンボ!」の巻

ナベツマ・ジャンク/2005年6月30日(木)

 ギックリでバタンキューより10日間ほどのナベツマ。先週はラッキーなことに自宅近くの仕事場だったので、コショスキーのお迎えつき。ところが、今日は大阪の南の果て、K市で朝から講演のお仕事だった。乗換えが何度もあるので、腰のことを考え、余裕を持って1本早く着く予定で出かけた。しかーし、悲劇はN 電鉄T駅での乗り換え時に起こったのだ。ホームに入って来た電車に、ふっと乗車してしまった。魔がさしたとしか思えない。扉が閉まった。「あれ? みんなどうして乗ってこないの?」なんて・・・これ普通電車じゃん!

 ぎゃっ、と叫んだがすでに遅し。二分後発の急行電車に乗らなければならなかったのよ! 柄にもなく(?)取り乱して騒ぎまくったあげく、たまたま目についた大学生の兄ちゃんをつるし上げ、じゃなくて対処法を教えていただき、猛スピードで電車一番後ろまでダッシュした。すごい形相で車掌に詰め寄るナベツマ。車掌のほうもぎょっとして大慌てで車掌室から出てきた。

「ど、どうされましたか?」
「急行よ、急行、キューコー!」
「えっ、お客さんはこうおっしゃりたいんですね、急行はどこだ? じょ、冗談ですよ、それはですね・・・」
 ダイヤグラムを覗き込む車掌。
「急行はずう〜っと後ですね」
「ええーっ、じゃあこの電車がK市まで一番早いってこと?」
「ピンポーン。さようでございます」
「があああああーん!!!!!!」

 なんて落ち込んでる場合じゃない。さっきの大学生のいる車両まで猛然とリターン、その兄ちゃんをつるし上げ、じゃなくて拝み込んで携帯を貸してもらい、講演の担当者に連絡を取った。結局、講演が始まる時間ジャストには、一時間も前に着いて待ちくたびれたわよ、てな顔をして演台に立っていた・・・。

 ナベツマの見る夢は10本に1本は空を飛んでる夢、5本に1本は総天然色カラー、そして3本に1本は講義に遅れてうんうんうなされる夢なのである。夢が正夢になって、腰の痛みをすっかり忘れていたナベツマであった。
by nabetsuma | 2005-06-30 13:06 | ナベツマジャンク