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NabetsumaJunk「繰り返す潰瘍・・」の巻

潰瘍なんてぜんぜん関係ねー世界の話だと思っていたのは2年前だった。小脳腫瘍になったミカンが痙攣発作で何度か死にかけるということが繰り返されたある日、イタタタタ・・。あれ? というかんじでかかりつけ医から紹介され内視鏡検査を受けた。初めてご対面したあたしの「胃&十二指腸」、モニターに映し出された画像を見せられ「ほらここね」、「他にもできて治ったところがあちこちにあるねえ・・」、えっ?そうなんですか!? 絶句!

ということで潰瘍の原因に一番にあげられるのは昨今では「ピロリ菌」、以前は「ストレス」だった。あたしが思うに、ストレスがかかって免疫力が落ちたときにピロリが悪さするんじゃないかしら? だって「イタタタタ」は前回も今回も同様なシチュエーションで起こってるから。

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ちょうど発売されている BRUTUS は「犬特集」。表紙のワンコは秋田犬・・
思い出すなあ・・今から10年前にボローニャを訪れる機会があった。エカキの大好きなモランディの地とその美術館を見ることが主たる目的だった。ボローニャで一番印象に残っているのはそのときに出逢った犬だ。あは? だってとってもりっぱな秋田犬だったんだもん。

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モランディの家がある路地。写真の向こうのほう。エカキによるとモランディは生涯ボローニャから出ることはなかったそう・・ちいさな街なんだけど・・
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ボローニャの中心地。

ボローニャの市街地を小高い丘から見たら分かるらしいが、街並全体が(瓦も)赤いんだそう。ここは昔からイタリアでも珍しい共産党が強い土地柄らしい。京都にしばらく住んでいたイタリア人大学教授と話をする機会があり、彼が言うには、働く女性がイタリアで一番割合が高い街でもあるんだそうで保育所も充実しているとのことだった。政治の中心地ローマや金融の中心地ミラノでなく、ボローニャがそういう街であるというのが意外だった。またヨーロッパで初めて大学ができた街であり、加えてあらゆる見本市が年中行事になっている街でもあるのが今のボローニャなのだ。← ただし10年前の話ね。
by nabetsuma | 2008-02-18 22:24 | ナベツマジャンク