2015年 05月 03日
『「墓じまい」、やっと認知されたか!』
我が実家の墓はT市市営の霊園にあった。父親がどーしても墓を撤去したいというので、市役所に掛け合ったら「お墓の移転はあり得るけど、撤去なんて聞いたことがない」とまで言われてしまい途方に暮れたが、理解のある墓石屋さんが見つかり(ここ数代が献体で、跡継ぎがひとり娘と知り同情してくれた)、小型のパワーショベルを持って来て墓石を軽トラに積んで持ち帰ってくれたらしい。
さてはて、杞憂はお墓のことだけでは済まされない。自分たちの後の世代に何を引き継ぐか、これは介護を終えた(つまりはお次は自分たちの番と悟った)人たちにとっては大問題である。檀那寺とのつきあいはどうするのか、実家はどうするのか、農地はどうするのか(ここしばらくの頭痛のタネ)。もちろん、死んでしまえばどーにかなるだろう?と何もしないという手もある。が、自分たちが悩まされていることを果たしてその後の世代にそのまま引き継いでしまっていいものか???
やだねえ・・考えたくなーい!
*昨日の”ドーナッツ”は「鶏しんじょ揚げ」でした〜