2011年 03月 30日
Nipponクライシス『義援金の配分=被災者数が鍵!』
それは・・阪神淡路の震災では「り災証明書」を基準として配分された。下記の書類は個人情報をブラシで消して処理を行ないアップしてある。
家屋が全壊で、どれほど義援金が配分されたかというと、神戸市と兵庫県から合わせて14万円。義援金は『世帯』に対して配分されるから、ある意味大家族だと少なく感じるだろう。義援金の配分額は、寄せられた金額と被災者の規模によって変わる。阪神大震災では約1793億円の義援金が集まったが、被災世帯が多かったため1世帯当たりの平均は約40万円の配分にとどまった。これに対し16年の新潟県中越地震は約216万円、奥尻島の津波地震災害では全壊世帯で800万~1200万、2年の雲仙・普賢岳の噴火災害では約3219万円が渡されている・・家が一軒じゅうぶんに再建できる金額だね。
さて、我らがもうひとつ頂いたのは『住宅助成義援金』。これはなかなか難題を抱えた義援金で、こちら=http://kobe.kazamidori.net/scrap/shinsai2.htm
実際に受け取れるのは、転居後、住民票を異動してから申請し、約1か月後に指定口座へ振り込まれる。また、この義援金はすべての住宅滅失者が受け取れるものではない。
(1) 「民間賃貸住宅」(公団住宅を含む)に転居した世帯
(2) 持ち家の場合は、補修費用に200万円以上の経費がかかった世帯
このいずれかの条件に当てはまらないと受け取れない。
まず、(1)の場合、
・仮設住宅にいる限りは交付されない。
・仮設住宅から転居しても、引っ越し先が公営住宅の場合は交付されない。
この『住宅助成義援金』を申請するために必要だった書類のメモが残っていた。
◎賃貸契約書の写し
◎家賃の領収書の写し
◎入居時の敷金の領収書の写し
◎所得証明書
これで出たのが30万円。通称「引っ越し代」。今回はどーなるんだろー?